物流業界のピッキングの特徴

単純作業なので経験がない人も取り組みやすい

物流業界のピッキング作業は、倉庫の規模にもよりますが、特に繁忙期は引っ切り無しに作業の指示が来ることがあります。一方で、注文があった品物の発送準備をするという単純作業がメインとなるため、倉庫内で働いたことがない人も仕事を覚えやすいのが特徴です。最近では、大手の通販事業者をはじめとして、ピッキング作業の担当者を大量採用するケースも増えており、学生や主婦など様々な立場の人の活躍が期待されています。ピッキング作業に臨む際は、発注のミスを最小限に防ぐのはもちろんのこと、常に正確さやスピードが求められます、そのため、スムーズに作業を進めるには同じ倉庫で経験を積んだり、先輩にアドバイスをもらったりすることが大切です。

アルバイトとして週2、3日働ける職場が多い

ピッキング作業の担当はアルバイトのスタッフが中心となっており、正社員を目指している人にとっては不向きと言えます。一方で、職場によっては週2、3日短時間だけ働けるとあって、ダブルワークをしたい人や子育て中の人、体力に自信がない人などにとって大きな魅力があります。また、過去に長くピッキングの経験がある人は、派遣会社を通じて物流倉庫の求人に応募をすることで、アルバイトよりも時給が高い派遣社員として採用されるケースもあります。なお、慢性的に人手不足の状態に陥っている倉庫においては、フルタイムで出勤を求められたり、長時間残業が常態化したりすることもあるため、面接の際に労働環境についてよく説明を聞きましょう。